給湯器交換についての注意点

給湯器は台所などの蛇口と直結して簡単に設置できるタイプと屋外に設置して一斉給湯ができるタイプがあります。屋外設置の場合は給湯配管が長くなる傾向があるため、大量にお湯を利用する場所の近くに設置をする方がより効果的です。その理由は特に室外が寒い時期には配管が長いと配管が温まるまでに時間がかかり結果としてお湯が出るまでに時間がかかります。その間の水やガス代が無駄になります。

昔は屋外給湯器の設置が難しい場所でも小型化など技術革新が進んでいます。給湯器交換を行う専門業者に相談することで設置が可能になるケースもあります。また、個人で給湯器交換を行う場合には、ガスの種類や供給方法により給湯器の種類が違うため確認が必要です。都市ガスとプロパンガスでは、同じガス機器を利用できないことが知られていますが、都市ガスでも地域により供給圧力が違うため適合しないものと給湯器交換を行うと不完全燃焼や火災の原因となることがあります。

給湯器には適合できるガスの種類と13Aなどの適合圧力の数字が書かれていますから引っ越しをする際などガス供給会社が異なる場合には使用前にガス会社に確認するようしましょう。給湯器交換を専門の業者で行う場合は問題がありませんが、個人でインターネットオークションを利用する場合は特に注意が必要です。仮に間違えて購入した場合、給湯器を適応できるガスの種類に変更するにはかなりの費用がかかります。また場合によってはできないことも考えられます。